セイブルは、三和化学研究所によって開発された糖尿病治療薬です。
2006年1月から販売を始めました。
主成分はミグリトールです。
糖尿病食後過血糖改善剤に分類されています。
血糖を下げる効果はありませんが、血糖値の上昇を抑える効果があります。

セイブルの特徴
セイブルは、α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)の中で比較的に新しいものです。
他のα-グルコシダーゼ阻害薬(グルコバイ、ベイスン)と比べると、セイブルは腸に吸収されるので、全体的に血糖値の低下ができます。
詳しい効果効能、注意点、副作用については、以下をご確認下さい。
処方箋医薬品:セイブル
セイブルの添付文書
セイブルの種類(容量・形状)と用法
セイブルには容量とタイプによって以下のような種類があります。
通常の錠剤と、水がなくても飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)に、それぞれ25mg・50mg・75mgがあります。
- セイブル錠25mg
- セイブル錠50mg
- セイブル錠75mg
- セイブルOD錠25mg
- セイブルOD錠50mg
- セイブルOD錠75mg
どのくらいの量を飲むべき?(用法)
添付文書には以下のように書かれています。
通常、成人にはミグリトールとして1回50mgを1日3回毎食直前に経口投与する。
なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を75mgまで増量することができる。
ですので、成人の場合、最初は1回50mgから服用すると良いでしょう。
※正しい服用量は医師と相談してください。
セイブルの入手方法は?
セイブルは処方薬であるため、日本国内の薬局では販売されていません。
入手するためには、医師に処方箋を書いてもらう必要があります。